2011年05月05日

Songs for Japan

SONGS FOR JAPAN [CD, Import, From US] (CD - 2011)

買ってから1週間ほど経ってしまいましたが、このGWに聞きまくりました。

レコード会社の枠を超えて、よくもこんなに集まったものだと、感心です。
ジョン・レノンやエルトン・ジョン、クイーンといった古株から、今流行りの人たちまですごい顔ぶれ。
好きなアーティストの曲を聴ける、新しい曲との出会い、そして復興のために微力ながらの支援に繋がる、と一石三鳥ぐらいの価値ありです。

個人的には、Disc1の Black Eyed Peas “One Tribe” がお気に入り。

是非、東北のためにも買ってくださいね。
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2011年01月30日

Killing me softly with this song: PITINGO

PITINGO.JPG

昨年秋ごろから、我が家でのブームになっているのが、このPITINGO
旅行テレビ番組のBGMとして聞いたのが切っ掛けでCDを購入してみました。
スペインのフラメンコ歌手だそうですが、動画を見てもお分かりの通り。かなり濃く熱い。
まるで、ヒロミ郷のスペイン版って感じ(Pitingoに失礼かな)

曲はロバータ・フラッグのカバーですが、Killing me softly with this song とは感じられない曲調に仕上がってます。

購入したCDはこちら。
Souleria [Import, From US] / Pitingo (CD - 2008)
BoysUMenのOn bended kneeや、PoliceのEvery breath you takeなどのカバーも入っていて、なかなかでした。

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2010年12月21日

人を動かす:D・カーネギー

耳で聞くD・カーネギー人を動かす オーディオCD版 [単行本] / 創元社 (刊)

久しぶりのブログ投稿。暇が無かった訳ではないのですが、なんだか投稿とまでは行かなかった2010年でした。
そんな今年、本を読んでいなかった訳ではありませんよ。以前よりペースは遅くなりましたが、数十冊は読んだはず。

さて、今年読んだ、ビジネス書や自己啓発書の類で一番印象に残り、かつ自身のためになった本がこちらです。
「人を動かす」D・カーネギー How to win friends and influence people, Dale Carnegie

読もうと思った切っ掛けは、日経ビジネスOnlineの経営者達が進める書籍のような記事で上位に来ていた事でした。
アメリカ人でこんなことを考える人がいるなんて驚きですが、体系だってマネジメントをしようとすると、この書「人を動かす」の内容などを参考にしなければ組織は維持できませんもんね。

内容は、人を動かす、人を説得する、人の考えを変える、といった社会の中で出くわす難易度の高い問題を具体例を明示しながら、こうすべき、と諭しています。

印象深く、かつ実践に使うべきと感じたのが、以下の部分
人を動かす方法〜人の立場に身を置く
人を動かす唯一の方法は、その人の好むものを問題にし、それを手に入れる方法を教えてやることだ。・・・(中略)・・・まず相手の心のなかに強い欲求を起こさせること。これをやれる人は、万人の指示を得ることに成功し、やれない人は、ひとりの支持者を得ることにも失敗する。/p.50
何かすばらしいアイデアが浮かんだ場合、そのアイデアを相手に思いつかせるように仕向け、それを自由に料理させてみてはどうか。相手はそれを自分のものと思い込み、二皿分も平らげるだろう。
まず相手の心のなかに強い欲求を起させること。これをやれる人は、万人の指示を得ることに成功し、やれない人は、ひとりの支持者を得ることにも失敗する/p.70


言われると、「その通り」と感じますが、実社会で意識して実践したことは恥ずかしながら皆無です。人を動かす方法も具体例を複数上げて、分かりやすく説明してくれています。

もう一つは、説得する場合
人を説得する原則〜議論をさける
議論に勝つことは不可能だ。もし負ければ負けたのだし、たとえ買ったにしても、やはり負けているのだ。なぜかといえば・・・・仮に相手を徹底的にやっつけたとして、その結果はどうなる?・・・・やっつけたほうは大いに気をよくするだろうが、やっつけられたほうは劣等感を持ち、自尊心を傷つけられ、憤慨するだろう。・・・・「議論に負けても、その人の意見は変わらない」/p.159


説得しなければならない状況で、議論に発展してしまい、ヘロヘロになった記憶はいくつかあります。
これからは、なるべく本書の内容を意識した上で、言動をしてみたいと思いました。

社会人である以上、どんな職業でも人間関係といったものは存在すると思います。その人間関係における注意点を分かりやすく説明している名著です。是非皆様読んでみて下さい。

備忘録的な人間関係の注意点は続きに
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2010年02月17日

We Are The World 25 For Haiti



遂に出ましたね。あの"We are the world"がハイチの地震復興版として、25年ぶりにリメイクです。
25年前のファーストだと、知っている人が多かったのですが(とは言ってもリアルタイムでは誰も知りませんでしが・・・ふらふら)、最近の洋楽にめっきり疎かったので、今回の参加メンバーの多くを知りません。

でも、エクゼクティブプロデューサーにライオネル・リッチーやクインシー・ジョーンズが入ってるし、マイケル・ジャクソンもビデオ参戦してるし、アースのフィリップ・ベイリーもいるし、Josh Grobanもいるし、全く知らないわけではないのかぁ。

私、i-tuneで購入しました。ハイチに300円の寄付。もっと高音質も欲しいから、CDも買おうかな。
皆さん、寄付兼ねて、youtubeだけに満足せず購入してみては?
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2010年01月17日

謹賀新年:愛宕神社

いやいや、すっかりご無沙汰していました。

明けましておめでとうございます。


今年の正月は、東京タワーの近所「愛宕神社」で初詣をして来ました。
愛宕神社は、京都が総本山の火除けの神社。我が近所の秋葉山と二大双璧をなす火除けを奉る神社であります。

愛宕神社は、勝海舟と西郷隆盛が大政奉還の無血開城の会談が行われたところとして有名だとか。

そして、かいだん繋がりで、、
この東京神谷町の愛宕神社は、なんといってもその強烈な「階段」が有名。
愛宕神社
こんなです。
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2009年11月15日

私が『論語』に学んだこと:中曽根康弘


Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2009年 10月号 [雑誌]

Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2009年 10月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2009/09/10
  • メディア: 雑誌




先日読んだ、渋沢栄一の記事とは別の記事。
第71〜第73代日本総理大臣中曽根康弘氏の記事です。
ご存知のごとく、中曽根前首相はバブル直前の日本の好景気時代の総理大臣で、"Japan as No.1"の時の首相であります。
私も、幼少ながら、総理大臣といえば、この中曽根前首相のイメージが強く、保守的ながらも、好景気に後押しされ、長期政権を確立した人物なのではないでしょうか。
彼については、賛否両論があると思われますが、一国の首相を長期に渡り務めた人物の言葉として、この記事はそれなりに重みがあると思いますし、私もそう受け取りました。

ここで、いくつかご紹介します。

リーダーの条件
現代日本のリーダーには四つの条件が求められると私は考えています。いろいろなところで話したり書いたりしているのですが、それは「目測力」「説得力」「結合力」、そして「人間的魅力」です。
目測力とは、事態の推移を予測し、自分が下した判断を遂行するために問題を喚起し、いかにゴールに到達させるかを把握する能力です。説得力は文字どおり、内外に対するコミュニケーション能力と言い換えられるでしょう。結合力とは、素晴らしい人材と情報、そして資金を集めて結合させる力。そして最後の人間的魅力は、前三者の基礎となってそれぞれの能力を最大限に発揮させる根本的な力です。
いずれも重要な条件であるのは間違いないのですが、特に最後の人間的魅力というのは、知識や教養だけでなく、その人がこれまでどのような経験をし、さらにそれをどうやって乗り越えてきたかが試される、最も重要な能力といえます。


本屋に行くと、売るほど陳列してる(まぁ、実際売ってるんですが・・・)リーダーシップ論の本がありますが、彼が言うとやはり説得力があります。数多の書籍が言ってるのとは別な切り口で、「人間的な魅力」が必要と説いています。見方によってはカリスマとも取れますが、ここで言っているのはちょっとニュアンスが違うようです。彼の言うように、
「知識や教養だけでなく、その人がこれまでどのような経験をし、さらにそれをどうやって乗り越えてきたかが試される」

そんな力なんですよね。ただ経験するだけではなく、どうやって乗り越えるか、そしてそれがどのようにフィードバックを与えるか・・・、難しいですな。

少しでも、人間的な魅力を付けられるように精進しなくてはパンチ

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タグ:ビジネス書
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2009年11月01日

渋沢栄一の「論語と算盤」


Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2009年 10月号 [雑誌]

Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2009年 10月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2009/09/10
  • メディア: 雑誌




昨月号に掲載されていた渋沢栄一の「論語と算盤」についてです。ここでいう算盤とは商いのことで、今で言うビジネスを語るに論語を参考とすべきところが多い、との論説です。

かの渋沢栄一が語るから、重みがあるように感じるだけなのかも知れませんが、米国一辺倒のビジネス概念だけではなく、東洋の道理の上に成り立つ日本式ビジネス観を考えてみるべきなのではないか、と考えさせられました。

日本人として、以下に述べていることは当たり前だろ、と感じるところだと思いますが、日ごろのビジネス社会に生きていると、なかなか当たり前の事柄を当たり前に行うことの難しさを感じますが、渋沢栄一に背中を押された気持で、道理を追求してみたいと感じました。
大事に処する術
事柄に対しいかにせば道理に契(かな)うかをまず考え、しかしてその道理に契ったやり方をすれば国家社会の利益になるかを考え、さらに此くすれば事故のためにもなるかと考える。そう考えてみた時、もしそれが自己のためにはならぬが、道理にも契い、国家社会をも利益するということなら、余は断然自己を捨て、道理のあるところに従うつもりである。斯く事に対して是非得失、道理府道理を考査探究して、しかる後に手を下すのが、事を処理するにおいて宜しきを得た方法であろうと思う。しかし考えるという点から見れば、いずれにしても精細に思慮しなくてはならぬ。一見してこれは道理に契うから従うがよいとか、これは公益に悖るから捨てるがよいとかいうがごとき早飲込みはいけない。道理に合いそうに見えることでも、非道理の点は無かろうかと右からも左からも考えるがよい。


また、争いを避け、円滑に進めることが日本的とされている節も感じます。もちろん、年がら年中衝突し、無駄な争いを起こしている人を見て、不快感を感じますが、だからといって、自己のポリシーをまげてまで太いものに巻かれる人間には、それ以上の不快感を感じます。
このような気持に渋沢栄一はよいことを言ってくれています。
君子の争いたれ
いやしくも正しい道をあくまで進んでいこうとすれば、絶対に争いを避けることはできぬものである。絶対に争いを避けて世の中を渡ろうとすれば、善が悪に勝たれるようなことになり、正義が行われぬようになってしまう。私は不肖ながら、正しい道に立ってなお悪と争わず、これに道を譲るほどに、いわゆる円満なふがいない人間ではないつもりである。人間にはいかに円くとも、どこかに角がなければならぬもので、古歌にあるごとく、あまり円いとかえって転びやすいことになる。・・・(中略)・・・人には老いたると若いとの別なく、誰にでもこれだけの不円満なところぜひあってほしいものである。しからざれば人の一生もまったく生き甲斐のない無意味なものになってしまう。いかに人の品性は円満に発達せねばならぬものであるからとて、あまりに円満になりすぎると、『過ぎたるは猶及ばざるがごとし』と、論語の先進篇にも孔夫子が説かれているとおりで、人としてまったく品性のないものになる。


いつものHarvard business reviewとは一味違う論説が多く、よい刺激を受けました。それにしても、渋沢栄一は「真才真智は常識の発達である」と語っていますが、常識を磨くということは非常に難しいものだとも痛感してしまいました。
真才真智は常識の発達である
およそ人の世に立つについて最も肝要なるものは、知恵を増していかねばならぬ。すべて一身の発達、国家の公益を図るにも、智識というものが無ければ進んでいくことはできぬけれども、しかしそれ以上に人は人格というものを養っていかなくてゃならぬ。いわゆる人格の修養、これはきわめて大切なことだろうと思う。ただし人格という定義はいかに論断せらるるか知らないが、まれには少し非常識というべき英雄豪傑に人格崇高な人があるから、はたして人格と常識が必ず一致するものであろうかどうか、人が完全に役に立ち、公にも私にも、必要にしていわゆる真才真智というのは、多くは常識の発達にあるといっても誤りないと思うのである。


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タグ:ビジネス書
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2009年10月25日

アンチョビときのことブロッコリーのアーリオオーリオパスタ

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自家製アンチョビとブロッコリー、そしてまいたけとブラウンマッシュルームのパスタ。アンチョビときのこの香りがキッチンを満たし、作っている途中から秋を感じまくり。秋の味覚たっぷりのパスタになりました。
材料はこんな感じ。
s-2009_10240020.jpg
どれも地元産です。これに、パスタと唐辛子、白ワインが加わるくらいかな。

アンチョビは、半年ほど漬け込んだものなので、ちょっと塩が強いですが、パンチは抜群。きのこの風味に負けません。
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きのこの甘味のなかで、細かくなってしまっても存在感抜群でした。
パスタを茹で上げる時間内でできるパスタなので、お手軽です手(グー)

作り方・レシピは続きに。

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posted by Bear at 20:30| 静岡 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | Cooking | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月24日

予告された殺人の記録:ガルシア・マルケス


予告された殺人の記録 (新潮文庫)

予告された殺人の記録 (新潮文庫)

  • 作者: G. ガルシア=マルケス
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1997/11
  • メディア: 文庫




久しぶりのガルシア・マルケス、コレラの時代の愛以来。飛行機の中で一気に読みきりました。

予告されたとのタイトル通りに、冒頭で殺人が起き誰が殺されたのかを語り、そのあとのページで、何故そしてどのように殺人に至ったのかをルポタージュ的に語っていき、クライマックスでの殺人現場まで不思議なリアルさを伴い物語が進行していきます。
マルケスのリアリズムマジックで着陸の時にはすっかり飛行機酔いでしたもうやだ〜(悲しい顔)

冗談はさておき、ガルシア・マルケスのリアリズムな描写はすごいですし、物語の構成も、冒頭の事件を説明した後は、登場人物の時間軸を巧みにスライドすることで、飽くことなく物語に飲み込まれてしまいます。

すっかり物語りに飲み込まれてしまったので、付箋は3箇所にしかつけてませんでした。しかも、主人公に関係するところではないし。。。
それもマルケスの意図するところだったのかな?

アンヘラ・ビカリオが気づいた情熱
アンヘラ・ビカリオは、憎しみと愛が二つでひとつの情熱であることを発見した。手紙を出せば出すほど、彼女の熱い想いはますます掻き立てられた。だが、母親に対して感じる快い恨みの気持も一層掻き立てられた。「お母さんを見るだけで、はらわたが煮えくり返ったわ」・・・(中略)・・・「だけどお母さんを見ると、彼のことを想い出さずにはいられなかったの」・・・/p.110


アンヘラ・ビカリオの一言のおかげで、主人公の不幸が決定付けられるという重要人物なのですが、その背景についてはぼかされたまま。
ただ、彼女の語りであったり、彼女の母親の台詞、そして手を下す双子の兄弟と、今思いだしても彼らの顔姿が目に浮かんできそう。

ただ、ほんとうにリアリズムマジックに飲み込まれますので、血の苦手な人は覚悟して読んで欲しいかな。
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posted by Bear at 18:34| 静岡 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | Impressed Books | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月06日

競争は戦略の目的ではない Getting Back to Strategy:大前研一


Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2007年 02月号 [雑誌]

Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2007年 02月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2007/01/10
  • メディア: 雑誌



引き続き2007年2月号のHBRより、大前研一の論説です。

論説からは彼の濃いキャラが伺えますが、言ってる内容はまさに正論。
ライバルに勝つことは最優先課題ではない
戦略プランニングにおいて競合他社の存在を考慮するのは当たり前だが、必ずしも最優先事項ではない。まず考えるべきは「顧客ニーズ」である。労を惜しまず顧客ニーズに応えているか、製品やビジネスプロセスはどれくらいの水準にあるか、製品企画、製造、販売といった活動はどれくらい顧客ニーズを満たすものかについて点検する必要がある。すなわち、戦略は顧客第一主義に基づいて立案されなければならない。そして、ライバルを相手にその成否を試すのだ。ライバルに対抗する戦略を全面的に否定するわけではないが、それだけでは受身になる。ライバルとの勝負は、戦略を立案した後で考えればよい。最優先すべきは、顧客価値を創出する戦略なのだ。


企業に勤めていると、すぐにライバルだの競合だのの存在をすぐに議論したがります。その時点で、「顧客第一主義」から離れていることにも気づかずにです。
ここでは、商品力であったり、サービスだけの一面だけでなく、「製品企画、製造、販売といった会社活動全体」を指している点にも注目です。顧客を第一に考えた視点で戦略を立案し、ライバルはベンチマーク程度に捉えておくべきなのでしょうね。

グローバルトップシェアを獲得したヤマハのピアノ、しかし市場全体が縮小傾向に。ヤマハから見る顧客価値創出の術
ヤマハ経営陣は、顧客と製品が置かれた状況をつぶさに観察し、重要な視点に気づいた。世界中に4000万台のピアノがあるが、その大半は調律もされずほこりを被っている。・・・(中略)・・・このように楽器の役割を果たしていない状況で、いかに効果的な戦略を立案し、優れたピアノをつくったところで売れるはずがない。顧客価値を創出するならば、新品のピアノを売るのではなく、顧客の手元にあるピアノに付加価値をつける方法を考えなければならない。さて、どのようなアイデアがあるだろうか。ヤマハは、なつかしの自動演奏ピアノに着目した。・・・(中略)・・・同社はコストを切り詰めたり、新製品を増やしたり、ましてや人員整理などをいっさい行わなかった。ひたすら顧客に価値をもたらす新しい視点を求め、ついにそれを見つけたのである。さらに、もう一つ新しい発見があった。顧客価値を生み出すチャンスを探索するプロセスには連鎖性があると言うことだ。一つ価値を見つけると、新たな価値が見つかる。


ピアノ業界でのトップ企業、ヤマハのお話。トップシェア目指しひた走り、トップを獲得したのに、業界全体が萎んでいく。これは悲しいお話。ただ、そこでただの悲しいお話で終わらずにサクセスストーリーに持って行ったところにケーススタディに取り上げられる原因があるのですね。顧客価値とか仕事をしてると良く耳にする単語ですが、どれだけ本当に顧客に価値をもたらす視点を求めているかは疑問です。。。

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タグ:ビジネス書
posted by Bear at 21:06| 静岡 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | Impressed Books | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする